【転職】SierからWebエンジニアに転職したその後、半年たったので振り返る!!
どうも!ヒグッティ(ヒグッティ@システムエンジニア)です!
今回はSierからWebエンジニアに転職したその後について書いていきます!!転職した後はどんな働き方なのか?よかったこと、悪かったことなど正直に書きます!Sierと零細Web開発企業の違いも書きます。
私が転職した理由や経緯は以下を読んでみてください!
この記事は転職した人の目線で書かれています。ご理解願います!!
目次
転職した理由
私が転職したのは30代前半のときでした。妻と二人暮らし。転職をしようと思った理由は、時間の融通が利く働き方をしたい!!これです!私は病気のため通院を継続的にいかなければならなくなり、時間に融通が利くような働き方をしたかったのです。あとはメンタル的なところですかね~
転職する時、私は適応障害の治療中だったり、癌の手術が終わった直後だったりでボロボロでした。その中、Web制作会社に転職しました。
転職活動
私は転職活動をしていません。普通なら転職サイトなどに登録して、面接して、、となると思います。私は知り合いの会社に入りました。面接などは一応しましたが、カジュアルな感じでしたし、入社前提で話を進めてくれました。
転職前後を比較
転職前後を簡単に比較、表にしてみました。


転職前はお金や将来、会社は安定していましたが、ストレスが多かったり、時間があまりなかったですね。
転職後はその逆という感じです。表が見づらくてすみません、、1の方がより低い、少ない、10の方が高い、多いと思ってください。
具体的な会社の比較です。大手会社の定義や給料の多い少ないは私の主観となっています。
転職前の会社 | 転職後の会社 | |
規模 | 従業員500人以上の大手?企業 | 従業員10人以下の零細企業 |
仕事 | 客先常駐のSier | 受託のWeb開発 |
給料 | 平均所得より高い | 平均所得よりちょっと高い |
働き方 | 客先次第 | 自由。オールリモート可 |
使う技術 | AWS、Java、postgresql | サクラインターネット、PHP、HTML5、Vue、MySQL、AWS |
役割 | PL、SE、保守、開発 | SE、PG、AWSを使ったインフラ、Webエンジニア |
転職後、最初の仕事
Web制作の会社に転職してから最初の仕事は、ある企業の社内webアプリの作成でした。サクラインターネットにサーバを構築してPHP、HTML、MySQLでアプリを作る感じでした。PHPはやったことなかったですが、何とかなるものですね。1.5カ月ほどでwebアプリを何とかリリースできました!!Javaやっててよかった~プログラミングの知識は一つの言語をやっていれば通用しますね!あとは最初の案件だったので納期も少し長め(1.5か月くらい)だったので少し余裕があったのもよかったです!!わからないところは先輩社員が相談に乗ってくれました。人数が少ないせいか、みんな優しい!
最近はスクール通って勉強してからWebエンジニアになる人がいるみたいですが、特に何もしなくても大丈夫でした。HTMLやPHPのわからないところはググれば80%くらいは解決しました。
転職してよかったこと、悪かったこと
ここからは転職してよかったこと、悪かったことを書いていきます。
よかったこと
- 時間に余裕ができたこと。働く時間や場所に融通が利く。
- メンタル的に楽になったこと。
- 基本給が上がったこと。年収は下がったけど、
- 自分の裁量で仕事ができること。
悪かったこと
- 給料が少し下がったこと(1割くらい)。
- 福利厚生がほとんどないこと。もちろん社会保障はありますよ!!
- 職場が遠くなったこと(1時間20分くらい)
- かなり属人的。よく言えば少数精鋭!
よかったこと、悪かったことの詳細
それぞれについて理由を詳細に書いていきます。
時間面
転職して一番差を感じたのが時間です。
転職前は客先に出社して朝から晩まで働いていました。
転職後は用事があれば勤務中でも抜けて用事を済ませてから仕事をするなどかなり自由になりました。私の場合、癌の検査のため通院があるので、仕事の合間に1~2時間ほど病院に行ってから仕事をすることができるようになりました。
他には、平日の仕事終わりに友人と食事する時間が増えました。朝から友人との待ち合わせ近くのカフェやネカフェなどで仕事をして、終わったら友人と会うことができました。
仕事の内容、メンタル面
転職後の方が楽になりました。
転職前、私は適応障害を患うまで仕事に熱中し追い込まれていました。結果的に癌も患いましたが、、現場では開発リーダ(PL)をやり、お客さんや社内の上司、チームメンバと色々とコミュニケーションをとり仕事をしていました。
転職後は開発要員としてプログラミングしたり、時にはPLと話し合ったりしましたがコミュニケーションをとる人数がかなり減りました。このおかげで私はメンタル的に楽になりました。転職後の仕事は基本的に一人で進めるものが多く、自分のペースで仕事ができました。
仕事をする中でコミュニケーションにストレスを感じることに対しては致命的な気はしますが、、それは私の今後の課題ですね!!
お金
転職前より転職後は年収が1割ほど落ちました。やはり年収は会社の規模が大きい方が良いですね。昇給などはまだ未定ですが、転職前の方が確実に年収UPしていったと思います。転職後は年俸制のような契約なので残業代は、基本的にみなしのような感じです。逆に仕事を早く終わらせればその分お得にはなります。
福利厚生
転職前の方が良かったですね!
転職前は結婚、出産などのお祝い金、誕生日月に何かしら手当、確定拠出型年金、諸々手当などは出ていました。額はそこまで多くないですが、充実していたと思います。
転職後はそのような手当などはほとんどありません。あるとすればジムの利用が無料になったことです。会社名義でジムを利用できるようになりました。
その他
安定という意味では、転職前のある程度の規模の会社にいた方がよかったと思います。転職後の会社は小さいので安定とは程遠いです。何かしらの不況で倒産する可能性は高いと思います。
仕事に対する考え方も異なります。
転職前は、金額の大きい仕事を長期間にわたり、あるべき工程をしっかりとこなし、納品物などきっちりと用意する感じです。まぁこれが普通だと思いますが、、仕様の変更が発生した時は都度、見積もりを作成し、様々な会議で議論し、ようやく仕様変更が対応を開始、リリース時も様々な会議などをやりようやくリリースします。スピード感としてはかなり遅いですね。意思決定をするのが会社の経営陣だったりするのでしょうがないかもしれませんが、、修正などはすぐできるのですが、それ以外の会議資料を用意したりする必要があるので、思ったことやりたいことが思うように進まないことに煩わしさがありましたね。
転職後は、安い金額で短納期に仕事を仕上げることが基本でした。そして多くの仕事をこなす。本番リリースした後でもお客さんの要求が変われば1日などで早急に対応します。
仕様変更やリリースまでの時間、スピード感という意味では転職後の方が圧倒的に早く柔軟性がありますね。Web業界は全体的にスピード感が命なんですかね?転職前はSierとして大手企業の基幹業務を担当していたので扱う業務や影響が全く異なりますが、比較することは難しいです。
最後に
最後に転職してよかったかどうかですが、、短期的に見れば転職してよかったです。お金の心配や将来の不安などはありますが、ストレスが少なく、時間の融通が利くので私は今の生活が気に入っています。
適応障害や癌になったことで考え方が変わりましたね。自分の時間ややりたいこと、家族の時間、健康を犠牲にしてまで働きたくないと思うようになりました。転職前はお金を稼いで出世しなきゃと思っていましたが、やはり自分の体、健康は何にもかえがたいです。
この記事を読んでいただいた人の中でも転職に迷っている人も多いと思いますが、人生は一度きりです。自分が何をしたいのか、優先したいのかを明確にして、それにあった会社、働き方に変えてみることもありです。あとは新しい環境に飛び込んでも何とかなるもんです!!今まで積み重ねたキャリアや人脈も捨てがたいと思います(私は10年積み重ねたキャリアを捨てましたが、、)。悩むことは当然です。後悔しない人生を!!我慢して働き続けられるほど、人生は短くないかなぁ~と思います(笑)